M&A仲介における、仲介者への報酬発生のタイミングは、アドバイザリー契約締結時、成約時というのが一般的である。また仲介者によっては、着手金を無料としている業者もある。
そして、買い手に対しては、基本合意契約時に仲介者への報酬が発生する事が多い(仲介者によっては、基本合意契約締結時に着手金相当額を売り手買い手より受領するというケースもある)。
この買い手から受領する業務中間報酬は、一般的には成功報酬の2割か500万円のいずれか高い金額というのが大手専門会社の手数料体系であるが、今回の依頼者が提案を受けていた専門会社は50%と法外な中間報酬を請求していた。
そこにマックスの野生の勘が働き、調査したところ、売り手と結託して譲渡する意思もないのに基本合意契約を締結させるという詐欺行為に及んでいた事が発覚。怒りの鉄拳制裁に至るというシナリオである。今回は成長したエンドラン大西の怒りの鉄槌にも是非ご注目いただきたい。
「第208話 基本合意詐欺にご注意を」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。
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