第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする

今回は暗号資産であるビットコインを題材に譲渡後の簿外資産の取り扱いに関する作品となっている。そもそもM&Aの買収時に価値算定の根拠として用いる貸借対照表が、企業実態を完璧に反映しているかといえば決してそうでは無い。簿外に資産があるケースもあれば逆に簿外に負債が存在するケースもある。

実態と形式の齟齬を低減する為に売りアド締結後、財務内容を徹底して精査したり、あるいは買収監査で調査をするわけである。そういった調査を経て最終的に合意形成し売り手買い手の相互の合意内容を契約書に織り込み資金決済する事でM&Aは成立する。

例えばこの時点で簿外資産発覚時、あるいは簿外負債発覚時の取り扱いを契約書で明記していれば今回の事象には対応できたのだろうが、一般的に最終合意に至るまでこういった問題は解消されている事を前提に最終合意をする為、こういった事象を前提に最終契約を締結するケースはレアケースである。

一方、実際に発生してしまった場合の解決方法としては今回の様に両社の利害調整をして解決を図るほかない様に思う。もっとも、こういうトラブルが起こらない様に最終契約まで調整を行うのが仲介者の仕事であるとも言える。

第199話を今すぐ漫画で読む

第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする①
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする②
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする③
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする④
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする⑤
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする⑥
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする⑦
第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする⑧

第199話を今すぐ動画で視聴する

「第199話 譲渡後に法人保有のビットコインが発覚。さてどうする」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。

第199話をYouTubeで視聴する

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。