最近感じるのは、M&Aの活用機会が従来にも増して増えてきたな、という事である。従来であれば、事業承継問題の解決手法としての活用が大半であったが、最近では今回の作品の様な活用のされ方もされつつある。
今回は、ウェブマーケティング事業を主業とするJソックスファックサー商事が、美容サプリメントメーカーであるスベスベ漢方サプリの傘下に入る事を検討するという話。
Jソックスファックサー商事の花田社長としては、このグループ入りに大きなシナジー効果を予見していたが、オーナーシップが無くなる事に大きな不安を抱えていた。そこへマックスより、譲渡対価を原資にしてスベスベ漢方サプリの株式を取得するというスキームを提案。
この場合、売り手としては、いくらで自社株が譲渡でき、それを原資に株式をいかほど取得できて、上場時にはどのぐらいのリターンが想定できるのかという期待値算定は重要と考えるが、その点もさすがはマックス、抜け目なく助言している。
「第191話 上場を目指すグループの傘下に入り成長速度を早めるという提案」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。
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