第170話 地銀再編とM&A業務

昨今では役務収益の柱として期待されるM&A業務の拡充に力を入れる地方銀行であるが、彼らを取り巻く環境を客観的に見た場合、彼ら自身が地銀再編という渦中にいるのは事実であり、いつ自分の会社が経営統合という事態に陥ってもおかしく無い状態であると私は考える。

経営統合においては、その統合の比率が当事者である銀行員からすると大きな関心事であると言える。今回の作品で描写しているように、合併比率の小さい方の銀行は、人事考課が1階級格下げと言った事は普通にありえる。過去、輝かしい未来を描き入行し、いつかは支店長という青雲の志を持って滅私奉公してきた彼らも、この様な事態に巻き込まれた場合、その思いが挫かれる事は十分にあり得よう。

M&A業務においては、全国の地方銀行の業務執行体制を大別するならば、自行単独行、専門会社提携行、その両方のミックス行という形に分ける事ができる。通常、経営統合が行われた場合、飲み込む側の銀行の主張が押し通される事が一般的だろう。マックスの怒りの鉄槌を食らった小金沢課長は、地域経済の為に前向きに仕事に取り組む事を誓うが、1階級格下げという事実が、彼のモチベーションにプラスの影響を与える事は無かろうというのが実態かと思う。

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第170話 地銀再編とM&A業務①
第170話 地銀再編とM&A業務②
第170話 地銀再編とM&A業務③
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第170話 地銀再編とM&A業務⑥
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