第163話 前代未聞のアホな売り手

譲渡案件は受託担当者の人格を表す。業界ではこの様な格言すらあるほどに、売りマンデートにおける案件の選定はM&Aのディールをまとめていく上では重要な要素であると言える。私は、現場の最前線にて多くの譲渡希望企業の経営者と直接面談をしてきた経験より、5分も話せば、大変僭越ながら、その経営者がどれほどの能力の持ち主なのかと言う事は判断できてしまう。

また、実際に過去担当した取引先より、相手が決まっているM&Aの仲介を依頼されると言う事も少なくなく、今回はまさにそういった事案である。そういったケースでまとまった事もあるし、逆に、今回のケースは、想定以上に売り手社長が、誤解を恐れずに言うのであれば、「アホ」であり、かつ株価の期待値がノンロジックで調整のしようが無いと言うケースである。

本件において、譲渡対象企業の実態収益力は平たく見て2000万円と言う事であるから。どれだけ高く営業権をつけたとしても1億円が関の山であろうし、中々それだけの価格が付く事も珍しいのかと思う。そこに対して、売上高をもって株価とすると言う、意味不明な論理を持ち出されるわけだが、こんな話をされた時点で、この人とは論理的な会話はできないと判断してしまう。

加えて、自らの事業に対する埃が感じられない発言。本件において、譲渡対象企業の社長は、3代目社長という設定なのだが。創業者でないという点も、こういった人格形成に影響を与えている様子だ。
マックスの怒りの鉄槌を今回もお楽しみいただきたい。

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第163話 前代未聞のアホな売り手①
第163話 前代未聞のアホな売り手②
第163話 前代未聞のアホな売り手③
第163話 前代未聞のアホな売り手④
第163話 前代未聞のアホな売り手⑤
第163話 前代未聞のアホな売り手⑥
第163話 前代未聞のアホな売り手⑦
第163話 前代未聞のアホな売り手⑧

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