第149話 売り手のキーマン剥落により事業価値毀損リスクが高い場合

M&Aによる買収を検討しているあなた。専門会社が作成する資料の中で、会社の数字に目が行きがちかと思うが、検証すべきは、その数字を裏付けている会社組織の中身であると私は考える。

特に、その中でも、「人」という部分について、ディール当初からかなり細かく見ていき、要所要所で確認できる情報を、できれば売り手経営者からの一次情報で入手していく事で売り手企業をより立体的に把握していくという事が買い手巧者となる為には必要なプロセスであると私は考える。

今回の事案は、売り手企業の研究開発部門長である迫と営業部長である林田の二名への依存度が高いという事案であり、買い手の魔武岡社長も買収監査を含めた調査にて把握していた。

仲介者からすれば、買収監査以降の条件調整というのは、ブレイク要因になる事も多く、極力受けたくないというのが事実であるし、実際にそれをきっかけとしてブレイクするという事もあり得ると思う。

しかし、買い手企業の命運を握る億単位の投資がM&Aによる買収である事を考えると、ここは妥協する事無く、納得いくまで交渉をする事が重要であるし、リスクを最大限ヘッジする為のスキームを模索するという姿勢も重要であると言えよう。

特に、人に関する問題については買収してみて初めてわかる事もある事から、買収時はつとめてコンサバに売り手企業をみていくという姿勢を買い手企業には助言していきたい。

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第149話 売り手のキーマン剥落により事業価値毀損リスクが高い場合①
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