第148話 買うとか言ってる場合ではないケース

M&Aという取り組みを考える時、多くの人が、「買う」だとか「売る」と言った抽象度の低い部分での議論をする事が多い様に思う。

一方、M&Aというのは目的ではなく、なんらかの目的を達成する為の「手段」であると私は考えるし、事実そうだと思う。売る事や買う事が目的では無いのだ。

売り手からみれば、特に、昨今多い事業承継問題の解決の為の手段として活用すべきものであるし、あるいは今回の事例の様に、先行きの不安に対して大手へグループ入りを果たし企業を存続させる為の手段として活用する事もあろう。地方の有力企業であったとしても、日本全国を俯瞰してみれば、業界の上位企業には全く歯が立たない企業なんて山ほど存在する。

今回の印刷業などは最たる例で、規模の経済を追求して生き残りをかけるという戦略を描いたところで、新しい仕組みの台頭により、その戦略が全く歯が立たないという事は少し考えれば容易にわかる事である。

M&Aを考える方々に再度問いたい。これを通じてどういった事を成し遂げたいのか。自社をどの様に導いていきたいのか。まず、会社のあるべき姿が明確にあって、それがあるからこそ戦略が導き出される。M&Aを用いて戦略を考える場合、売るとか買うとか偏った考え方をするのではなく、自社のあるべき姿を達成するのに、どの手法が略するのに最適かという視点から考えていただければと思う

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第148話 買うとか言ってる場合ではないケース①
第148話 買うとか言ってる場合ではないケース②
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