第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌

経営者とは自分の実体験に基づいて物事を判断する事が大半だと思う。いや、これは経営者に限らず人間全体に言える事ではないだろうか。

一方、専門家と言われる人間は、その業務のプロフェッショナルとしてその他一般の人と比較して数えきれない件数の業務をこなしていると言える。

会社の売買の取引をまとめていくという特殊な役務提供がM&Aであるが、この業務は知見の塊といっても過言では無いだろう。目の見える範囲で、買収の打診をして、相手が満更でもなさそうならそれでディールが成立すると勘違いする経営者は少なくないと思う。今回の鬼頭社長も然りである。

しかし、間違ってもこういった正しくない順序で株式譲渡を進めてはいけない。
そもそそもだが、自社を譲渡するという情報は機密情報であり、その情報が変に伝わった場合、信用不安に陥る可能性も十二分にある。故に、買収意欲の高くない相手にみだりにそのような情報を開示すべきでは無いのである。

今回、マックスが怒りの鉄槌を下しているが、相手に持ち込む前に自社の情報を徹底的に整理するという事はイロハのイである。自社の譲渡意向を候補先に持ち込んだところで、譲渡希望価格すら示さないようでは検討の余地も無いのである。

また、実務をやっていると、自社がM&Aの一般的な価値評価を用いるとそこまで高く評価され得るという事を理解していない経営者は結構多い。最も、相手があっての価格であるし、一般的に用いられる時価純資産営業権法であってもあくまでも理論株価と言わざるを得ないし、今後譲渡案件が増えるに従って需給関係の緩みにより従来よりも価格はつきにくくなるかもしれない。

しかし、案外M&Aに夜自社の株価算定を知らない経営者も多いわけで、検討を始める前に是非弊社のサイトを活用して知識を深めていただきたいと思う。

第144話を今すぐ漫画で読む

第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌①
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌②
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌③
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌④
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌⑤
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌⑥
第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌⑦

第144話を今すぐ動画で視聴する

「第144話 買い候補先がいると宣う売り手社長へ怒りの鉄槌」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。

第144話をYouTubeで視聴する

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。