第137話 パートナー戦略とはなんぞや

新型コロナウイルスは、中堅中小企業のM&Aマーケットに大きな影響を与えた様だ。特に潜在的に譲渡ニーズを抱える経営者に対して、「譲渡」を考える大きなきっかけを与えたと言える。そして大手専門会社も抜け目がなく、この絶妙のタイミングで全国の譲渡見込企業に対していつも以上に多くのダイレクトメールを発送した様子である。

今回クライアントから質問があった「パートナー戦略」。
この様な言い方をすると聞こえは良いが、パートナー戦略とは専門家の間の共通認識としては、悪い言葉で言い換えるなら「身売り」、すなわち「M&Aによる株式譲渡」の事を指す。M&Aという言葉自体を未だにネガティブに捉える経営者も少なくなく、そういった層に対してオブラートに包むような言い方というのが、この「パートナー戦略」という事なのかなと思う。

しかし、もしあなたが、中堅中小企業の経営者であるなら、今後の事業環境を見定める上で外部環境の推移予想という部分を直視して欲しいと思う。すなわち、高い経済成長を誇る近隣のアジア諸国と比較し人口減少の一途である日本という国内で商売をしていかなければならないという事である。ただでさえ、ビジネスを行う上での外部環境として人口動態的に見て厳しい中、コロナという脅威に囲まれているわけであるから、合従連衡を通じて自社の存続を確かなものにするという手法も、戦略オプションとして準備していて然るべきなのではないか、というのが私の主張である。

とはいえ、DMを見て勘違いしてはいけない。これは譲渡決断への呼び水なわけであり、もしこれを機に譲渡を検討されるとするなら、まず我々に相談をしてみる方がよりニュートラルな意思決定をしていただけるかもしれない。

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第137話 パートナー戦略とはなんぞや①
第137話 パートナー戦略とはなんぞや②
第137話 パートナー戦略とはなんぞや③
第137話 パートナー戦略とはなんぞや④
第137話 パートナー戦略とはなんぞや⑤
第137話 パートナー戦略とはなんぞや⑥
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