第134話 地方銀行のコンサルティング業務と優越的地位の濫用に怒りの鉄槌

地方銀行が収益基盤の強化に必死である。その理由は、地方銀行を取り巻く環境を事実ベースで考えればすぐに理解できる。

そもそも銀行の数は多すぎる。メガバンクはかなり前に合従連衡により片手以内に集約されたが。地方銀行においては国内に数十行存在する。要は、供給過剰によるオーバーバンキング状態となっており、本業である融資によって利鞘を稼ぎにくい状況にあるという事である。また、マイナス金利の長期化という事も利鞘確保の難易度を高めていると言える。

そして、金融ビッグバン以降収益を支えてきた金融商品販売。どこで買っても大して差異のない投資信託や保険商品を、地方銀行から買う理由は、実は全く存在しない。ネット証券の台頭が進む中、この分野は先細りは必至だろうし、フィンテックの台頭により為替収益も落ち込みは必至だろう。

そこで目をつけたのが、手数料ビジネスである。M&A業務はその中でも最も収益性が高いビジネスの一つと言えよう。
地方銀行が事業承継問題の解決に向けてM&A業務に取り組む事は、世の中的に見ても歓迎され得る事だと思う。しかし、私が警鐘を鳴らしたいのは、M&A然り、他のコンサルティング業務然り、数的目標が先行する故の圧力的な営業スタイルに対してである。

地銀内部に、法務・財務・税務等の尖った知見は無い。M&Aにおいても国内トッププレイヤーと比較したらその差は一目瞭然である。

一方、彼らは債権者である。債権者は一般的に債務者に対して優越的な地位に立ちやすい。その優位性を生かして自らの都合の良いように顧客を誘導する、全く顧客目線でないサイコパス野郎が稀に存在する。

繰り返すが、注意してほしい。私は彼らに対して、中堅中小企業の経営者であるあなたに、しっかりとした交渉力を持ち、フラットな意思決定をしていただきたいと願っている。そういった思いを込めて今回も殴らせていただいた。

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第134話 地方銀行のコンサルティング業務と優越的地位の濫用に怒りの鉄槌①
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