第115話 地銀MA担当の憂鬱〜M&Aアドバイザーの報酬・転職〜

本業が先細りの中、地銀M&A担当者に対する経営陣の収益期待は年々増してきている。昔であれば、たまに大きな収益が上がるというセクターがM&Aアドバイザリーというセクターであったが、今は法人役務収益のコア収益として当然のごとく数億円を超える目標が割り当てられているのが実態である。

そして、その業務を担うのが地銀のM&A担当者である。M&Aは、知的にも、精神的にも、場合によっては肉体的にもタフな仕事である。それ故に成功報酬も大きく、大手専門会社社員の給与が国内でもトップレベルであるという事は周知の事実であろうかと思う。

一方、地銀担当者の給与はあくまでも所属する銀行の給与体系に準じる。複線型人事を引いている地方銀行は私の知る限り存在しない。一部、転勤廃止という形態で運営している地銀は存在するが、報酬制度にまでメスを入れている銀行は無いと思う。固定給+成功報酬型の専門会社の社員と、年功序列型の固定給の地域金融機関社員、どちらが高いモチベーションを維持できるかと言われれば、少し考えればわかる事かと思う。

しかし、地域金融機関の人間も忘れてはいけない。給与に現れない退職金の存在、休暇制度を含めた福利厚生の存在。そして、何よりその銀行の信用力。その庇護下で業務に従事しているという事実を忘れてはいけないし、その中で自分がどのような価値貢献をしているか、その価値貢献には社外でどのような評価が付くのか、ぐらいは最低限理解しておく事が重要であると考える。

ステイ銀行ええじゃないか、転職という選択肢ええじゃないか、この様に思う。あくまでも当事者の価値観次第。どのような人生を歩むかは人それぞれであると思う。

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