第106話 実例から買収リスクを学べ

企業買収は、リスクの塊である。会社を譲り受けるという事は、不動産を譲り受ける事とは訳が違う。企業というのは、不動産も保有していれば、人も雇っているし、販売先、仕入先、外注先といった取引先も有している。それだけ多くのものを引き継ぐからこそ、収益変動に与える変数が多いという事であり、悪い方向に傾くと、ともすれば大きな損失を被る可能性があるのが企業買収であると言える。

一方、そうであるからこそ、買収をうまく活用し、相乗効果を発揮する事で、ドンドン事業を拡大していけるというのも事実である。近年買収という手法を巧みに活用して事業規模を急速に拡大している中堅中小企業は非常に多く存在する。

さて、第106話では、地域で超優良企業として名高いプレス加工業の案件が地域金融機関から持ち込まれたケースを取り上げている。利益も1億出ており、取引先は偏重しているものの超大手企業。価格も時価純資産水準という事で、誰しも飛びつきたくなるような事案である。しかし、経営は生き物である。外部環境はこちらの都合など御構い無しであり、一つの判断ミスが大きな命取りとなる事は十二分にあり得るのである。

今回は、メフメト社の受注元に発注している企業の方針変更で受注がゼロとなったという事案である。こういったケースを想定して、マックスは代替案を準備しておけと買い手に助言しているのであるが、買い手はそれを無視している。しかし、さすがマックスはプロである。販売先が剥落するケースに備え、受注力の強い企業群を事前にリサーチしておき、即座に売却の動きを取るよう指南している。顧問として見事な仕事ぶりである。

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