第97話 真のセルサイドアドバイザリーとは〜経営者をなめてはいけない〜

会社を譲渡するという決断。
私の経験上、これほど経営者にとって重要度の高い決断は無いのではなかろうか。本当に売るのが正しいのか、この相手でいいのか、この価格が妥当なのだろうか、これはディールの最初から最後まで、経営者の頭を駆け巡る思いであろうかと思う。
そして、経営者が会社を譲渡すると決断した後に求められる、最大の意思決定は、「誰にアドバイザーを任せるか」という意思決定である。現状は、懇意の金融機関に相談したり、大手専門会社のセミナーに参加し、そこから面談を希望したり、といったルートでアドバイザーとの接点を持つケースが多い。

一方、誰にアドバイザーを頼むかという事は、M&Aを進める上で、非常に重要度の高い事項であると私は認識しており、M&Aスタジオとして、「アドバイザリー先選定支援サービス」をご提供している。
アドバイザーとして重要な資質は大きく分けると、スキルセットとマインドセットに大別される。スキルセットとは、法務知識、税務知識、会計知識、財務知識、また実際のディール経験に基づく知見、など書いての通り、知識的な側面の資質である。M&Aはビジネス界の総合格闘技の様なビジネスである。

経営者と円滑にコミュニケーションをし、信頼関係を構築するといった営業マンに求められる資質だけでは足らず、ディール遂行の上で専門家としてのしっかりとした知識を有している事が経営者より信頼を勝ち取る基礎になるのでは無いだろうか。
そして、今回漫画でお伝えしたかった部分はマインドセットの部分。経営者にとって会社を譲渡するという事は、何物にも代えがたい、極めて決断し難い、大きな決断では無いだろうか。そういった、経営者にとって極めて重要度の高い意思決定をサポートするという事は、非常に重たいものを受け止めるという事に他ならない。セルサイドアドバイザーとして売り手に助言する立場のアドバイザーは、経営者に徹底的に寄り添い、円滑なコミュニケーションの中信頼関係を構築し、その思いを形にするべく、プロフェッショナルとしてストイックな役務提供姿勢が求められると私は考える。

会社の譲渡には規模の大小の差こそあれ、全ての事案が経営者からすれば真剣勝負である。案件数が急増する今日において、セルサイドアドバイザリーとはそいういった仕事なのだという事を、あえてここでお伝えしたいし、あなたがアドバイザーを選ぶ際のポイントにしていただければ幸いである。

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第97話 真のセルサイドアドバイザリーとは〜経営者をなめてはいけない〜①
第97話 真のセルサイドアドバイザリーとは〜経営者をなめてはいけない〜②
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