所有と経営の分離。事業承継問題を考える上でよく問題として捉えられる事象である。
以前にも述べたが、中堅中小企業の経営においては、所有と経営(資本と経営)は一致しているべきであり、それ故に推進力が生まれるという要素がある。
ある程度ビジネスとして確立された、上場企業規模の企業ともなれば、パブリックカンパニーとなる事で、良い意味でのガバナンスが働き、それによって成長が促進されるという要素もあるだろう。しかしながら、中堅中小企業の経営においては、所有と経営(資本と経営)の一致は、経営基盤の安定という点から、極めて重要だと言える。
第18話では、オーナー経営者が一線を退いた後、所謂雇われ経営者に会社を牛耳られてしまったケースを題材に取り上げている。あまりこういった事案を担当する事は無いのだが、事実としてこういった会社は存在した。(M&Aスタジオの漫画動画は、事実、実体験がベースである)
会社を売りたいというオーナー経営者。そして会社の実権を握る雇われ社長。この状況下でM&Aを成功に導く為にはどの様なシナリオを構築すればいいのだろうか。本編では、敢えて答えは示さない。この続きは、ミロのヴィーナスが如く、視聴者の皆様の想像力にお任せするとしよう。
「第18話 会社オーナーからの譲渡相談、その意味」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。
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