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自社に最適なアドバイザーとは?
- 2023/03/10

どうも、野﨑です。
経営者の皆様が、M&Aを検討され、色々と思案された先に、まず最初に求められる意思決定は、アドバイザーとの契約締結です。
アドバイザーをしていますと、相手がいるなら声をかけて欲しい、いい話があったら持ってきて欲しいといった話をいただく事も多いのですが、長年アドバイザリーをやっております私の感覚では、この手の経営者の大半が、譲渡をする意思が無いです。
M&Aアドバイザリーは、受託から成約までタームの長い仕事です。また、それだけの期間を経ても実際に最後まで契約に至る案件は、二件に一件でしょう。故に、上記の様なニーズに言われるがままにご対応をしていたのでは商売になりません。
よって、真剣に譲渡を検討される経営者の方には、まず正式にアドバイザーと契約をしていただく事が求められますし、大抵の経営者はアドバイザリー契約書に押印する時点で譲渡の覚悟を決めているというのが私の持論である(着手金の支払いの有無でその覚悟にも差があろうかと思いますが)。
さて、誰しも何か物を買うとき、あるいはサービスを購入する時に、自分に合った、ジャストフィットした物を選択したいと思うのでは無いでしょうか。かつ、コストパフォーマンスにも優れていればエクセレントと言えます。コストパフォーマンスに優れるというのは、単純に安いという事ではなく、支払うコストに対して得られる価値が高いという意味を指します。
では、M&Aのアドバイザリー先の選定において、自社に合ったアドバイザーとはどういったアドバイザーなのでしょうか?これは杓子定規に結論を出す事はできないと私は考えています。そもそも、大手がいいか、中小のブティックがいいか、という点についても、まず経営者の方に直接お話をお聞きしないと、本当に適切なご提案はできません。オーダーメードのスーツを作るのに、直接フィッティングしないと本当に体に合ったものが作れないのと同じです。
例えば、着手金が必要な大手仲介会社、そして着手金がゼロ円の大手仲介会社。その違いはどこにあるのか、といった根底の部分からご説明をしないと判断を誤ります。一方、現状は大抵の経営者が、そういった選択肢が与えられる事無く、懇意の銀行や会計事務所の案内されるがままアドバイザーを選択しているのが実態です。
経営者の皆様が、手塩にかけて育ててこられた大切な会社の譲渡に祭し、今までよりはるかに質の高い意思決定をサポートしたいと考え、我々は活動しています。